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季刊「笛の音」第二号・雨水

二月半ば、報せもなく唐突に春がきた。
夢か、と思っているうちに寒さがもどってきた。
ここ数年の極端すぎる気候の乱れは少し怖い。

どうも。滝澤です。アジャテで締め太鼓やってます。
さむい寒いといっても、雪の予感を孕むほどの寒さは
遠のいたように思われます。三月も近い。
お囃子の稽古に通い始めてからは、およそひと月過ぎました。
その間、お囃子を間近で聴いたり
実際に参加させてもらったりしながら
考えた事はというと──、「間(ま)」についてです。ま。

戸塚囃子は、BPMという明確な基準には対応しません。
もちろん、カウントで始まったりもしません。
ゆっくり流れるところや、軽快に弾む部分もありますが、
この起伏、見習いの私にはとてもむつかしい。
「あーココこんなにゆっくりなんだ」
「あ、だんだんアガってきた」「おぉ溜めた」
とかとか、とか。
奏者がお互いの音を聴いて、了解しあって、
そのときその時のテンポを鳴らしているんだと思うんです。
そういう息づかいというか、共有される感覚というか、
それが「間」なのか、と。

私はその都度、慌てるだけなのですが
きっと、音価や音量の変化する前には予兆があって、
熟練の奏者の間では自然な流れなのでしょう。
そこまで聴ける余裕はまだないです。ええ。
例えば一発ファンクとか、ジャズセッションとか、
感覚的に近そうなところはドラマーとして経験あるはずなのですが。
そのままお囃子に対応できるよー、なんて、
そんな簡単な話ではないんですね。すごいなぁ熟練さん。
あ、アジャテにもお囃子の熟練さんいます。二人。

一人は、アジャテでは篠笛と鉦を演奏してます、
囃子マスターのチョーさん。
もう一人はリーダーのジョンさん。そもそも私をお囃子に
誘ってくれたのが、このお二人でした。
お囃子の稽古場では、お二人の背中を勝手に追いかけております。


↑大銅を師匠、篠笛をチョーさん、
ジョンさんが真ん中で締め太鼓。私は必死でついてゆくのみ。
Posted by AJATE | comments(2) | - | pookmark |

コメント

はじめまして。天海と申します。
この絵が動き出すアニメーションが観たくなるくらい、絶妙な絵ですね。。!
| 天海 | 2016/02/19 9:58 PM |
天海さん!
バオバブとか鈴ん小屋でご一緒してますよね!?ようこそいらっませー。
1年くらい休みがもらえたらアニメにしたい気持ちはあります!
| 滝澤 | 2016/02/20 2:01 AM |

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