季刊「笛の音」第十四号・処暑
例えば新宿、渋谷あたりへ
環八以西にある自宅から自転車で出かけたとします。夜、都心部の性質の悪い暑さに打ちのめされての帰り道、この時期環八を越えたあたりからぐっと気温が下がっていて、あまりの涼しさにニヤける事があります。
建物とか人間とかいろんなものの密度が疎にむかって、風の通りがよくなるのが恐らくそのあたりなのだと思います。自転車こぎながら、土とか木とか、くさむらも目に付きやすくなります。大きな公園。林や森も。安らぎます。森がすきです。山がすきです。こんにちは、滝澤です。
とてもとてもありがたいご縁で、
飯山さわごさ2016出演させていただきました。山奥のスキー場をお祭り会場・キャンプサイトとして、なんかみんなで楽しく騒ぎましょう、というサイコーなイベントです。奇しくも吾が地元長野県、メンバーそれぞれがお山の魅力を存分に感じてくれたものと勝手に解釈し、勝手に満足して東京にもどりました。
さて年末にむけてのアジャテさん。ついに、現行フルメンバーによるレコーディングが始まるとかはじまらないとか。ライブ会場では最早お馴染みのCD、「厚いヤツ」と「薄いヤツ」に加わる新たな音源。今やライブでのセットリスト常連のあんな曲やこんな曲も録る予定でございます。九月以降のライブもひとつひとつキッチリやらせていただいて、レコーディングの現場にいいものを持って臨めるといいなぁ。